7/19~7/21の3日間で一人旅をしました。
その旅行記です。(ダラダラ書いてるので時間を要してます)
【7/20(土) PM】
14:00 。
長谷寺の観音様を背に、炎天下を歩き長谷寺駅に戻ってきた。
駅員さんに帰り道を聞いて、準備万端。
ホームでタバコをふかす。
オレンジ色の車両が反対方面へ走っていった。
やがて待っていた電車が来た。
こちらはシルバー。
長谷寺駅を出発。
大仏の家、すなわち東大寺へ向かう。
日本には三大大仏と呼ばれるものがある。
鎌倉、高岡、そして奈良の大仏のコトを指す。
東北三大祭りとか、三大盆踊りとか、希少価値を生みたいのだろう。
でも大仏自体そんなに多くないから別にいいじゃん、とも思う。
大和八木駅で乗り換える。
次に大和西大寺という駅で乗り換えた。
初めての場所で乗り換えっていうのはキツイ。
京都-奈良なら一本なのに、奈良の向こうは結構乗り換えがある。
暑い中ホームで電車を待つのは結構大変だった。
15:00 ちょっと前、近鉄奈良駅に到着。
JR 奈良駅よりも近鉄奈良駅の方が東大寺に近い。
駅から歩く。
鹿がいた。
くさい。
視覚にはカワイイ容姿が飛び込んでくるのだが。
ニオイが容姿を上回る。
うーん。くさいよー。
たぶん暑いせいもあるんだろうなぁ。
東大寺にゆく途中に興福寺(法相宗)というのがある。
五重塔に惹かれて入ってしまった。
教科書に載ってる阿修羅像はありませんでした。
出張かしら。ざんねん。
しかしながら目を見張る彫刻が多く、
特に座禅してる坊さんが5人(6人だったかも)並んでた木像が素晴しかった。
今にも動き出しそうな質感。
まぁ座禅してるんだから動いたらダメなんだけど。
私が木像になったらどんなポーズをとるのだろう。
ラーメン食ってる時を木像にしたらいいかもね。
てなわけで、500円の対価としては十分すぎるモノが拝めました。
興福寺の五重塔は東寺のよりもちょっとだけ低い。
たぶん後に建てた東寺の方が、見栄張って高く作ったんだと思う。
やっと東大寺(華厳宗)へ。 もう直ぐ閉まる時間だというのに人だかり。
何回来てもワクワクする。
3回目の参拝だ。
南大門をくぐる。
金剛力士像がいた。
でかい。うれしい。
500円を払って中へ。
大仏殿が見えてくる。
でかい。うれしい。
大仏殿に入る。
大仏でかい。
人間は大きいものが好きなのだろうか。
参拝客は一様に笑顔。
大仏は人の心に笑みをもたらす。
大仏の背中をじっと見てたら、若い女の子2人組が寄ってきた。
「写真を撮ってください。」
はい、了解。
カシャリと撮って、デジカメを返す。
また背中を眺めた。
飽きない背中だ。
鎌倉の行ったときも背中見てたなぁ。
大仏殿を後にして、二月堂へ。
初めて来た。途端に参拝客は少なくなる。
お堂の中で冷たいお茶を頂く。
美味い。
「茶碗は自分で洗ってね」の張り紙が。りょうかい。
このお堂は高台にあり、奈良市一帯が見渡せる。
長谷寺のときの眺めとは違い、街が眼下に広がっていた。
そろそろ疲れた。
サンダルが足の甲に食い込んで痛い。
カットバン(バンドエイドのこと。秋田ではこう言う)を貼る。
帰りは駅までタクシーにしようかなぁ。
と思ってたら、後方のバス停にバスがとまった。ラッキー。
近鉄奈良駅の前の道路は渋滞。
バスがのろのろと近づき、やっと降りれた。
あ、そういや「せんとくん」はいなかったな。
17:30 。
京都ゆきの特急電車に乗る。
さすがにもうヘトヘトで、直ぐに寝てしまった。
電車の中は何故にあんなにグッスリ寝れるんだろう。
晩飯は三条でラーメンだな。
ウトウトしながら思った。
つづく