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< 旅行記71-2『青森、半島紀行 2日目(陸奥湊、大湊)』>

春、青森は津軽半島と下北半島を旅してきました。

秋田を出発して、津軽半島から八戸へ。

八戸で一泊してから下北半島。

帰りは青森駅からリゾートしらかみで戻りました。
使ったきっぷはお得な「青春18きっぷ」。

2日目は、下北半島を訪問しました。

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[2日目 05:43 本八戸駅]

2日目は本八戸駅からスタート。
ホテルをチェックアウトし、八戸線(久慈行)に乗って、陸奥湊駅を目指します。


今日は晴れそうだ。よかったー。

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[2日目 05:46 陸奥湊駅]

陸奥湊駅に到着。

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陸奥湊駅前には「イサバのカッチャ」像が。

八戸弁で「魚の行商のお母さん」という意味です。

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陸奥湊駅前の八戸市営魚菜小売市場で、朝食を摂ります。

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市場に入ると、イサバのカッチャが元気に働いています。

寒さを吹き飛ばす活気がありました。

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ごはんコーナーで、ごはんと味噌汁を購入。

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イサバのカッチャ達から、刺身を購入。

今日の朝食は、刺身定食です。美味し。

800円、マジですか。

でも、多すぎて少し残しちゃった。悔しい。

次回は、刺身&焼き魚だな。

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[2日目 06:51 陸奥湊駅]

陸奥湊駅に戻って来ました。

構内で見つけたポスター。

八戸線は、手動(ボタン)でドアを開閉します。

「ドア閉める時は、人がいないか確認しようね」を啓発する内容です。

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確認せずドアを閉めると、人が挟まって「ドゴォッ!」。

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挟まれた人は「ギャア」。

大惨事です。気をつけましょう。

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八戸線(八戸行)に乗って、八戸駅を目指します。

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[2日目 07:07 八戸駅]

八戸駅に到着。

構内の掲示に「青春18きっぷではご利用になれません」の文字が。

これはIGRいわて銀河鉄道の路線のため。

別途運賃が必要です。

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青い森鉄道(青森行)に乗り換えます。
JRの路線ではありませんが、青春18きっぷの特例で、青森~八戸を通過利用する場合、
青森駅、野辺地駅、八戸駅で普通列車・快速列車の乗降に限り利用可能となっています。

この特例のおかげで、青春18きっぷの利用で青森駅を起点とした場合、
青い森鉄道の路線の真ん中あたりに位置する野辺地駅から大湊駅までのJR大湊線や、
青い森鉄道の終点の八戸駅から久慈駅までのJR八戸線などに接続できます。
もちろん、野辺地駅や八戸駅を起点とした利用も可能です。

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[2日目 07:15 八戸駅]

青い森鉄道(青森行)に乗り換えて、下北半島の根っこ付近、野辺地駅を目指します。



[2日目 08:00 野辺地駅]

野辺地駅に到着。大湊線(大湊行)に乗り換えます。

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[2日目 08:04 野辺地駅]

大湊線(大湊行)に乗り換えて、下北半島を北上します。

朝食の刺身の余韻を肴に、

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軽く一杯ひっかけて、寝ます。

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陸奥湾を下北半島側から。

今日は幾分海が青く見えるね。

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間も無く終点、大湊駅。

八戸から2時間くらい。

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[2日目 09:06 大湊駅]

大湊線の終点、大湊駅に到着。

終点なんで、車止めのマークがありました。

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本州最北端の駅、と言いたいところですが、
ひとつ前の下北駅のほうが北に位置するため、本州で2番目に北にある駅です。

徒歩でさらに北上します。

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海岸沿いを歩いてると、陸奥湾に、デカさに違和感のある船が。

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よく見たら、海上自衛隊の船でした。

これ、大湊の日常なの?すげぇ。

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民家越しに艦隊が!

どんだけいるのよ?戦争かよ?

テンション上がります。

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道中、坂の名称を記した掲示がありました。

函館にもあったな、こーいうの。

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傍らには釜臥山(かまふせやま)が。

雪がまだ残ってました。

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[2日目 09:50北洋館]

大湊に来た目的は、こちらの北洋館。

ん?…な、なんだと閉館中?

ホームページに休館予定は無かったけど…

せ、戦争か?

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絶望感の中、ダメもとで電話してみたら、行事があったため、開館が遅れてるとのこと。

ホームページでも告知してなかったので、申し訳ありませんでした、とのこと。


なんでも、海上自衛隊の船の出発式だったそうで、隊員がそっちに配備されちゃったんだって。


てなわけで、さっき見た船は、出発式の船だったんだね。

いやー、よかった、北洋館に入れる。

北洋館前で、周りに誰もいないの確かめてから、

「よかったー!」って叫んだよ。


ゲートに閉ざされた北洋館前で、待つこと10分。

海上自衛隊のお姉さんが、ゲートを開けてくれました。

いろいろ聞いてみると、すごく丁寧に答えてくれました。


北洋館は、大正5年に海軍大湊要港部の社交場として建てられたもの。

明治35年の「帝国海軍大湊水雷団」の開庁から現在の「海上自衛隊大湊総監部」まで、
北方の海上防衛をテーマにした資料が展示されています。

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大湊地方総監部に併設されてます。

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北洋館の由来はこちら。

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入口から入って、

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モダンな廊下を歩いて、

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幕末の函館戦争の説明を読んだり、

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函館戦争の概要1を眺める。

②の「土方歳三を石巻で収容!」なんて、ヒリヒリきます。

司馬遼太郎「燃えよ剣」の世界だ。

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函館戦争の概要2を眺める。

参謀に酒乱・黒田清隆の名前が見えます。

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函館戦争の概要3を眺める。

戦艦「春日」には若き日の東郷平八郎が砲手として乗ってたんだよね。

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太平洋戦争の終戦直後に樺太方面にソ連が乗り込んできた説明を読んだりしつつ、

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海軍の膨大な資料を、

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心ゆくまで堪能しました。

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その後、歩いて大湊駅方面へ。

さらば、デカイ船。

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[2日目 11:00 大湊駅前]

大湊駅に戻ってきました。
ここからは帰路です。

その前に、帰路で飲むアルコールとつまみをマエダストア大湊店で購入します。
マエダストアは青森県むつ市に本社を構えるスーパーマーケットチェーンです。
青森県内のいたるところに建ってます。

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[2日目 11:48 大湊駅]

快速しもきた(青森行)に乗って、青森市を目指します。

1両編成です。

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マエダストアで買った酒とツマミのおかげで、リュックがパンパンです。

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さらば、大湊。

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青森に近づくにつれ、人がわんさか乗ってきて、1両編成の快速しもきたは満員でした。



[2日目 13:46 青森駅]

青森駅に到着。リゾートしらかみ(秋田行)に乗り換え。



[2日目 13:51 青森駅]

リゾートしらかみ(秋田行)に乗り換えて、秋田へ戻ります。

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指定席に移動して、

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大湊のマエダストアで調達した酒と肴を広げてみました。

この他にポテチやポップコーンも調達しました。

飲みきれるか分かりませんが、秋田駅まで5時間。

とりあえず、不足しないよう調達しました。

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[2日目 18:56 秋田駅]

結局全部飲みました。

5時間、おそるべし。

秋田駅に到着。


旅は、旅人が重ねた歳月に応じて、いろーんな価値観を与えてくれるね。


あ、ひとつ発見。

リゾートしらかみの車内販売が無くなった!



(各駅停車と徒歩の旅は、地域の息遣いを感じれるね)


by hk_armlock1978 | 2019-04-05 18:34 | 旅行記
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