ふと思い立って、
五能線の驫木駅を目指すことにしました。
秋田駅から深浦駅まではリゾートしらかみ。
深浦駅から驫木駅は鉄道の運行本数が少ないため、
自らの足で走ることにしました。
驫木駅を目指すことにしたきっかけは、
青春18きっぷの写真集をパラパラと読んでたら、
五能線の驫木駅が載ってたから。
この駅に行ってみよう。
[08:20 秋田駅]
リゾートしらかみ1号で深浦駅へ向かいます。
「青池」「橅」「くまげら」編成のうち、
今日は「くまげら」でした。
車内では軽く一杯。
3月後半この日、なんと雪が降りました。
車窓から望む日本海も寒々しいです。
[10:49 深浦駅]
深浦駅に到着。
驫木駅への列車の発車時刻は17:16発。
驫木行きの列車を待つと日が暮れてしまうので、
深浦駅から9キロ超の道のりを走ります。
深浦駅の次の駅、広戸駅を通り過ぎ、
雪が残る道を、日本海沿いにひた走ります。
上り道が結構あってキツイ。
眺め最高。
50分ほど走ったら、
道路標識に「驫木駅」の文字が見えてきました。
間もなく到着。
日本海に沿うようにしてレールが敷かれています。
[11:45 驫木駅]
深浦駅から1時間弱、驫木駅につきました。
写真集で見た景色が広がります。
海に吸い込まれそう。
海と駅舎だけしかない、素朴を超えた光景。
駅舎に近づくと、水平線が間近に迫ってきます。
[11:58 驫木駅]
驫木駅到着後、ほどなくして青森側から
深浦ゆきの列車がやってきました。
ホームと列車の幅は1m強。
驫木駅での滞在時間は10分程度。
濃い時間を過ごせました。
[12:14 深浦駅]
深浦駅に到着。
次の列車まで1時間ほど待つため、
駅のホームで昼食をとりつつ休憩。
[13:37 深浦駅]
五能線の東能代ゆきに乗って能代へ向かいます。
[15:16 能代駅]
能代駅に到着。
こちらで小一時間散策します。
能代での目的地はこちら、料亭「金勇」。
明治23年に創業された料亭で国の有形文化財に
登録されています。
こちらは金勇の前にあった説明書き。
能代は木材で栄えた町。
北前船の頃は結構繁盛したみたいです。
囲碁のタイトルが開かれたこともあるそうで、
対局当時の様子が再現されていました。
二階の大広間。
木の風合いに圧倒されました。
[16:03 能代駅]
奥羽本線の秋田ゆきに乗って秋田へ帰ります。
[17:26 秋田駅]
秋田駅に到着。
驫木駅までの道のりは絶景の連続でした。
季節を変えて、また走ってみたいです。
(日本海側は四季おりおりの表情をみせてくれて楽しいね)