文京区の森鴎外記念館へ行ってみました。
森鴎外の居宅跡に建ってます。
入口には、「観潮楼址」の碑が。
当時、晴れた日には2階から東京湾が見渡せたので、
鴎外は居宅を観潮楼と名付けたそうです。
こちらは、記念館の説明板。
文京区立ってのがいいですね。
重厚な扉が開くと、
無機質な階段が。
展示スペースでは、鴎外の年代別の活動内容や、
60歳で亡くなった際のデスマスクなどが公開されてました。
鴎外について、
存命の作家が語ったムービーが上映されており、
印象に残った談話が、
「鴎外は頭が良すぎて、翻訳やら他の仕事やらを沢山やらされて、満足ゆく文筆ができなかったのではないか」でした。
鴎外の著作量は、1日につき、
400字の原稿用紙4枚を書く必要があるそうです。
それでも、やり足らなかったのでしょうか。
天才はつらいもんですね。
(原稿の文字が、絵の様に美しかった)