日暮里の羽二重団子(はぶたえだんご)へ団子を買いにゆきました。
駅から徒歩5分程の距離にある団子屋です。
羽二重団子は江戸時代創業の老舗。
名前の由来は、団子の味がきめ細かく織物の羽二重のようだと評されたことから。
その味は正岡子規や夏目漱石ら文豪にも愛されたそうです。
箱庭を臨む店内での飲食も可能です。
私達は持ち帰って食べることにしました。
店舗の傍らには、正岡子規の句碑。
「芋坂も団子も月のゆかりかな」
芋坂は子規の頃に店舗付近にあった坂の名前です。
十五夜の月を、里芋を供えることから「芋名月」と呼びます。
芋坂の”芋”も団子も月に縁があるといった趣旨の句になっています。
帰宅後 羽二重団子を奥さんと一緒に食べました。
あんこは甘すぎず、醤油は香ばしく。
美味でした。
(次は店内でゆっくり楽しみたいものです)