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< 旅行記52-2 『 薩摩と肥前をゆく 2日目(佐賀市) 』 >
 鹿児島と佐賀へ1泊2日で旅行してきました。
 薩摩の西郷隆盛、肥前の江藤新平の足跡を巡る旅。

 2日目は、佐賀市内を徒歩で散策しました。
 この日の歩行距離は 26km 。
 ずいぶんと歩きました。
 
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[2日目 06:15 佐賀市内]
 佐賀駅前のホテルで起床。
 朝食前に1箇所散策するのでホテルを出ます。
 昨日の台風の名残か、天気は曇り空。



[2日目 06:45 佐賀市内]
 今日始めの目的地、神野(こうの)公園に到着。
 佐賀藩10代藩主 鍋島直正の別邸が今は公園になっています。
 
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 園内には幕末当時の茶室が復元されています。
 室内で抹茶を頂くことも可能です。
 といっても営業時間は9時からなので、眺めておしまいです。
 
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 園内の真ん中あたりに、銅像が一体佇んでいます。
 
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 神野公園に来た目的はこちら。
 江藤新平の銅像。
 私は佐賀に、あなたの足跡を巡りにきた。
 
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 こちらは銅像の下に掲示されていた江藤新平の紹介。
 天才的な理解力と実行力を持った英傑。
 しかし、立法化はできても行政化ができなかった。
 司馬遼太郎の小説に出てくる人物のなかでも、特に好きな人物です。
 
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[2日目 07:20 佐賀市内]
 ホテルに戻って朝食。
 今日は徒歩で散策するので、たくさん食べてエネルギーを充電。
 
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[2日目 08:30 佐賀市内]
 ホテルをチェックアウト。

[2日目 08:50 佐賀市内]
 まずは佐賀八幡神社の隣に立つ、
 
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 楠神社へ。
 佐賀藩の勤皇派は、この楠神社に集まり義祭同盟なる契りを交わしました。
 義祭同盟は、土佐藩で言う武市半平太の土佐勤皇党のようなもの。
 この同盟から明治維新の立役者が多く輩出されました。
 
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 こちらは義祭同盟の説明書き。
 同盟に加わった人物は、江藤新平、大隈重信、副島種臣、大木喬任などそうそうたる面々。
 
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 佐賀城跡のお堀の中にある県庁を横目に見ながら、次の目的地へ向かいます。
 
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[2日目 09:20 佐賀市内]
 県庁から歩いて20分、本行寺へ。
 
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 江藤新平の墓を参りにきました。
 墓の文字は書家としても有名な、外務卿・副島種臣のもの。 
 
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 墓の近くに掲示されていた江藤新平の紹介。
 日本の法律を作った人です。
 
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[2日目 09:55 佐賀市内]
 その後、30分ほど歩いて住宅街の一角へ。
 
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 小路に、見落としてしまいそうな説明書きがポツンと立ってます。
 ここは江藤新平の生まれた地です。
 
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 極貧の家庭の中、学問で頭角を現しました。
 司馬遼太郎「歳月」で、その激動の人生が描かれています。
 
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[2日目 10:15 佐賀市内]
 さらに歩き続けて、次は高伝寺へ。
 佐賀藩鍋島家の菩提寺です。
 
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 この頃になると、台風一過、天気も回復してきました。
 
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 1552年に創建された、曹洞宗の寺院です。
 厳かな山門が青空に映えます。
 
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 明治初期の外務卿、副島種臣の墓があったので、手を合わせてきました。
 
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 こちら、副島種臣の説明書き。
 今で言う外務大臣。
 公明正大な判断基準を持って、海外の要人と渡り合った人物です。
 
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 高伝寺では御朱印を貰ってきました。
 シャープな感じが学府・佐賀っぽくて良いです。
 
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[2日目 11:15 佐賀市内]
 佐賀城跡に戻ってきました。
 
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 城跡の木陰の中に「佐賀の役 殉国十三烈士の碑」があります。
 佐賀では明治初期、「佐賀の乱」なる士族の反乱が起きました。
 近年ではこの反乱は薩摩の大久保の権謀に拠る所があったとの見方が出てきているため、
 「佐賀の役」や「佐賀戦争」と記載を改める動きがあるそうです。
 ここ佐賀においては、勿論「乱」扱いはされてません。
 
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 十三烈士の筆頭に江藤新平の名が刻まれています。
 
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 こちらが十三烈士の説明書き。
 後年、賊の汚名が消されています。
 明治の初期は、動乱の時代。
 彼らの血が日本の礎になりました。
 
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 十三烈士の碑の近くにはデカイ大砲が。
 幕末の佐賀藩は、全国でも有数の近代化が進んだ藩でした。
 藩内に鉄の精錬を行う反射炉を保有し、銃器を生産する産業力を持っていました。
 
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 佐賀城跡の中は、普通に企業や住宅が建ってます。
 お堀に囲まれているので、守備力が高い土地となっています。
 
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[2日目 11:30 佐賀市内]
 次に向かったのは、佐賀城の本丸を一部復元した「佐賀城本丸歴史館」へ。
 
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 この時は、企画展として「大閑叟展」が開かれていました。
 「閑叟」は藩主 鍋島直正の号で使われたものです。
 幕末、佐賀の近代化をリードした英明な殿様です。
 
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 館内では、襖にムービーが上映されてました。
 鍋島直正の娘、貢姫(みつひめ)が登場し、
 
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 佐賀の史跡を案内してくれました。面白い演出でした。
 
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[2日目 12:30 佐賀市内]
 歴史館を後にして、城跡に隣接する藩校「弘道館」の跡を眺めてから、
 
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 鍋島直正を祭神とする「佐賀神社」へ参拝しました。
 
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 佐賀神社の境内にも大砲が。
 そこかしこで臨戦態勢です。
 
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 大砲近くには「佐賀の七賢人」のモチーフが。
 七賢人の構成は、
 殿様の鍋島直正、司法卿の江藤新平、北海道開拓の島義勇、外務卿の副島種臣、
 文部大臣の大木喬任、早稲田を造った大隈重信、赤十字を造った佐野常民。
 最近はこの七賢人に何人か賢人がプラスされて八賢人とか九賢人とか言われているようです。
 ややこしいから七賢人でいいです。
 
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 薩摩には島津斉彬の神社、佐賀には鍋島直正の神社。
 名君は亡くなると神様になります。
 
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[2日目 13:00 佐賀市内]
 佐賀駅に戻ってきました。
 歩き回ったので、かなり空腹。
 朝食で貯めたエネルギーが底を尽きました。
 
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 駅にくっついてる商業スペースに入ったら、目の前に食事をとれそうな店が。
 
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 何も考えずに暖簾をくぐったら、そば・うどんの店でした。
 かき揚の蕎麦と稲荷をオーダー。
 あっという間に食べてしまいました。
 
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 胃袋にまだ隙間があったので、続けて近くのロッテリアでハンバーガーを食べました。
 やっと満腹、しばし休憩。
 
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[2日目 14:15 佐賀市内]
 これをもって本日の散策は終了。
 飛行機で東京へ帰ります。
 佐賀駅バスセンターから、佐賀空港ゆきバスに乗車。



[2日目 14:45 佐賀市内]
 佐賀空港に到着。
 あとは飛行機に乗るだけです。
 
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 待合スペースには、フライト状況を伝える手作り感満載のホワイトボード。
 15:35発羽田行きのフライト予定が掲示されています。
 
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 しかし、九州から東京へ向かった台風18号の影響で、羽田から来る飛行機が遅延。
 ホワイトボードに「遅延16:50」の掲示が追加されました。
 
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 まぁ、こうなったら仕方が無い。
 売店でチューハイを購入して、本を読んで時間を潰しました。
 携帯していた本は、司馬遼太郎の「歳月」。
 今日は江藤新平の足跡を、江藤の生涯を描いた本と共に巡ったことになります。
 
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[2日目 16:50 佐賀市内]
 佐賀空港を出発。
 
[2日目 18:30 東京都内]
 羽田空港に到着。
 今回の旅はこれにて終了。
 薩摩の西郷、佐賀の江藤、巨頭の故郷を駆け足で巡った旅でした。
 


            (何を想い、その行動へ走らせたか。その気持ちを想像してみる。)
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by hk_armlock1978 | 2014-10-25 20:54 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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