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< 旅行記41 『 龍飛へ 』 >
 10月末に青森へゆく機会がありました。
 そこで未踏の地、龍飛へ行ってみることにしました。
 
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[6:18 青森駅]
 津軽線(蟹田行)に乗って、まずは蟹田へ向かいます。
 
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[6:55 蟹田駅]
 蟹田駅に到着。
 小雨が降って、風も吹いてます。
 
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 駅のホームには太宰治が小説「津軽」の中で蟹田を表現した一節、
 「蟹田ってのは風の町だね」のモニュメントが。
 キザな風合いがいかにも太宰です。
 
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[7:07 蟹田駅]
 蟹田駅に三厩ゆきの電車がやってきました。
 これに乗って津軽半島をさらに北上します。
 
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[7:46 三厩駅]
 三厩(みんまや)駅に到着。
 
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 駅構内。
 そろそろ真ん中のストーブが活躍しそうです。
 
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[8:03 三厩駅]
 三厩駅前から外ヶ浜町営バスに乗って、さらに北へ向かいます。


[8:35 龍飛崎灯台前バス停]
 外ヶ浜町営バスの外観はこんな感じ。
 終点の灯台前まで、どこで降りても料金は100円です。
 地元の婆ちゃん達が乗り降りしてました。
 
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 と、いうわけで龍飛岬に到着。
 青森駅から2時間半弱、やっと津軽半島の先っちょに到達しました。
 やたら風が吹いてます。
 
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[8:45 龍飛崎灯台]
 まずはバス停前から階段を上って、
 
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 龍飛崎の灯台へ。
 青森海上保安部の管轄。
 津軽海峡を行き交う船の安全を見守っています。
 
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 ここが灯台が配置されている界隈の先端。
 レーダみたいなのが配備されています。
 私の後方が北海道です。
 
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 ここから北へ20キロ弱、北海道の福島町が見えます。
 千代の富士の出身地です。
 
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 灯台のある高台を降りて、散策開始。
 龍飛崎唯一のホテル、ホテル竜飛を通り過ぎてから、
 
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 青函トンネルの工事中に亡くなった作業者の慰霊碑に手を合わせ、
 
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 ここら辺にはその昔、
 トンネル工事の従事者達で賑わってたんだんだなぁと、感慨に耽りました。
 工事が終了したあとは、三厩地区の人口は半減したそうです。
 
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[9:20 青函トンネル記念館]
 青函トンネル記念館に着きました。
 
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 館内は、困難に満ちた工事の状況や、青函トンネルの仕組みを展示してます。
 トンネルは地質調査用、鉄道用など、全部で3本掘ったそうです。
 
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[10:30 龍飛崎灯台]
 再び、灯台がある高台に戻ってきました。
 
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 目的地はここ。
 
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 吉田松陰が海防状況を視察に津軽を訪れた際、残したとされる詩の碑。
 
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  刻んである詩は以下のとおり。

   去年の今日巴城を発す、楊柳風緩かに馬蹄軽し。
   今年北地更に雪を踏む。
   寒沢卅里路行き難し。
   行き尽す山河万の夷険。
   滄溟に臨んで長鯨を叱せんと欲す。
   時平かにして男児空しく慷慨す。
   誰れか追はん飛将青史の名。

  いろいろ調べてみて、私は次のように訳しました。

   去年の今頃萩を出発した時は、暖かい風が柳を揺らし、馬の蹄の音も軽かった。
   今年は北にいて、雪を踏んでいる。
   寒々とした山里の険しい道のりだった。
   そしていま、蝦夷の山河を望んでいる。
   異国がこの津軽海峡を渡ることを、私は許さない。
   しかし、時代はまだ、この危機に気づいていない。空しい。
   危機に気づいて、時代を暴発させるような男はいないものだろうか。 

 
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 松陰さんの詩をじっくり眺めてから、龍飛崎の名物(?)階段国道へ。
 
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 龍飛崎を通る国道339号線は、362段の階段になってます。
 
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 こちらが国道。
 一説によると、現地調査をせずに国道認定したから、こうなったのだとか。 
 
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 階段国道から、龍飛地区の居住区を眺める。 
 海岸線に寄り添うように家が建ってます。
 
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 階段国道を下りて、北海道方面へ歩いてみます。
 すると、行き止まりが見えてきます。
 ここが、本州の袋小路。
 
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 きびすを返して、青森方面へ歩く。
 少しすると、太宰治の文学碑が建ってます。
 
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 小説「津軽」の中で、龍飛を描写した一説が刻まれています。
 そう、ここは本州の袋小路なんです。
 
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[11:00 龍飛館]
 文学碑の前には、太宰治や棟方志功や、五木寛之らが泊まった奥谷旅館が。
 今は観光案内所「龍飛館」と名前を変えて運営されています。
 
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 こちらは太宰が酒盛りをした部屋。
 龍飛館の女将さん(?)に記念撮影してもらいました。 
 
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[11:27 龍飛館バス停]
 これにて龍飛散策はおしまい。
 外ヶ浜町営バスで三厩駅へ戻ります。


[11:52 三厩駅]
 三厩駅へ到着。
 龍飛崎から最寄の駅までは車で30分かかるんだねぇ。
 
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 次の電車まで1時間くらいあったので、
 駅から徒歩15分のコンビニに行ってカップそばを食べて戻ってきました。
 
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[12:52 三厩駅]
 三厩駅のホームで、津軽線に乗り込もうと思ったら、快速「リゾートあすなろ」を左に発見。
 出発時刻を聞いたら、13:38。
 この地でこれ以上時間を潰せないので、乗車を断念。
 
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[13:26 蟹田駅]
 蟹田駅に戻ってきました。
 後発のリゾートあすなろがやってくるのは、14:18。
 よし、乗ろう。
 それまで蟹田を散策するか。
 
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 観光物産館「ウェル蟹」で土地のものを物色したり、
 
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 駅から歩いて15分、観爛山公園に登って、
 
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 太宰の文学碑を見たりしました。
 
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 「彼は人を喜ばせるのが何よりも好きであった!」は小説「正義と微笑」から。
 
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 好き勝手生きたのに、こんなに見晴らしのいいトコロに碑まで作ってもらって・・・
 
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[14:18 蟹田駅]
 指定席料金510円を払って、リゾートあすなろへ乗車。
 
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 綺麗な車両。
 
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 車内も綺麗。でもお客さんは私含めて4人。
 
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 リゾートあすなろには、恐山に行ったときに「リゾートあすなろ下北」に乗りました。
 今回のルートは「リゾートあすなろ竜飛」。
 これでリゾートあすなろを制覇したぞ。
 
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 車窓には津軽湾、対岸には下北半島が広がります。圧巻。
 
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 津軽三味線の生演奏をやってました。
 荒涼とした景観に良く合います。
 
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[14:51 青森駅]
 青森駅に戻ってきました。
 
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[15:00 青森駅前]
 青森にいたときによく通った「くどうラーメン」で、
 
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 遅い昼食をとりました。
 津軽ラーメンは旨いなぁ。
 
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                         (龍飛は記憶に残り続ける土地になる。)
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by hk_armlock1978 | 2013-11-04 21:17 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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